男たちとの夜 赤線女給十年の手記 売春婦の手記
装幀・秋吉巒 
津田加寿子
昭和32年 初版/あまとりあ社
カバーキレ疵 小口・頁ヤケシミ  扉・発禁本印 綴じ少イタミ
四六判・並製
経年・並本

花ひらく夜 / 飾られた人形 /初見世の夜 / にじむネオン / 麦畑のなかで / 生い立ちの記 / ダンス狂時代 / 見かけない人 / 男というもの / 東京の喫茶店 / 男の道具になつて / 女体のめざめ / 吉原の歴史 / だまされた女 / 地獄の責苦 / 借金の計算 / 白粉奴隷の歌 / 変ったお客さん / 芳美の場合（姐御肌の女） / 健美の場合（百万円貯金の女） / 清美の場合（のぞかせる女） / 晴美の場合（ポンを打つ女） / 増美の場合（しめっぽい女） / すべては貧ゆえ / 間夫はヒケ過ぎ / 昼の浅草公園 / 若いリンタク屋 / 筆下しの少年 / ふるさとの道 / 弟・情夫・旦那 / 女給のスローガン / 姉は娼婦なり / 仁義を切られて / 奇妙な道具 / 湯の町芸者 / 温泉芸者入門 / 女だけの街 / 身体が負けて / 芸者は引合わない / 喜びも悲しみも / 放たれた小鳥 / 心の良人何処へ /田舎には住めない / 紅燈ふたたび / 暗くなつた吉原 / あきらめの言葉 / 女の最低線 / 床の手ほどき / さらば灰色の夢 / 女給たちは叫ぶ / 深みゆく秋 / 結婚の申込み / 売春防止法その後 / 女のしあわせ / 《あとがき》 / 

▽古書であることをご理解の上ご入札ください。ご不明の点はお気軽にご質問ください。